ダ・ヴィンチの遺作といわれる「洗礼者ヨハネ」である。
この絵についてコメントされる典型的なポイントが「両性具有」である。絵の主人公は、バプテスマのヨハネという。イエスに洗礼をさずけ、戯曲「サロメ」でも知られる、ヘロデ王に首を斬られて死んだ聖人である。
町を捨て野山にくらしたことから、ターミネーターのように筋骨隆々に描かれることが多いが、この絵では女のように妖艶に描かれ、このポーズでも左手は乳房を隠すようにも見える。ちなみに、指を指している先は「天」だと言われる。
さて、なりすましとの比較であるが、ダ・ヴィンチのデッサンが正確であることがまずわかる。右の学生に比べて、頭が小さいのだがこれは日本人と西洋人のプロポーションの違いである。腕の比率についても、不自然なところはない。あえていえば、首から肩の先までの長さがかなり長いが、これが不自然な程度かは私は結論を留保したい。
やはりここで注目すべきなのは、このミステリアスなスマイルである。何に対してほほえんでいるのか。
この絵についてコメントされる典型的なポイントが「両性具有」である。絵の主人公は、バプテスマのヨハネという。イエスに洗礼をさずけ、戯曲「サロメ」でも知られる、ヘロデ王に首を斬られて死んだ聖人である。
町を捨て野山にくらしたことから、ターミネーターのように筋骨隆々に描かれることが多いが、この絵では女のように妖艶に描かれ、このポーズでも左手は乳房を隠すようにも見える。ちなみに、指を指している先は「天」だと言われる。
さて、なりすましとの比較であるが、ダ・ヴィンチのデッサンが正確であることがまずわかる。右の学生に比べて、頭が小さいのだがこれは日本人と西洋人のプロポーションの違いである。腕の比率についても、不自然なところはない。あえていえば、首から肩の先までの長さがかなり長いが、これが不自然な程度かは私は結論を留保したい。
やはりここで注目すべきなのは、このミステリアスなスマイルである。何に対してほほえんでいるのか。